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【9割が知らない】その土地探し、間違ってます。プロが教える5つの意外な落とし穴
「良い土地は、あっという間に売れてしまう」「そもそも、何から手をつければいいのか分からない」「数千万円もの買い物で、絶対に失敗したくない」。
注文住宅を考え始めた多くの人が、土地探しの段階でこのような壁にぶつかります。
多くの人が知らず知らずのうちに陥ってしまう「土地探しの落とし穴」を避け、理想の家づくりを成功に導くための「意外な、しかし極めて重要な視点」が手に入ります。
1. 衝撃の事実:住宅会社への「丸投げ」が失敗の第一歩
「土地探しは専門家である住宅会社に任せるのが一番」——この一般的な思い込みこそが、失敗への第一歩です。
なぜなら、そこには不動産業界と住宅業界の、あまり知られていない2つの現実があるからです。
理由1:不動産会社は「直接来た客」を最優先する
不動産会社にとって、仲介手数料は最も重要な収益源です。
住宅会社経由の顧客よりも、直接店舗を訪れた顧客に良い土地を紹介した方が、手数料を確実に確保できます。
そのため、未公開の優良物件は、自ら足を運んだ人に優先的に紹介される傾向が強いのです。
理由2:住宅営業マンは「契約に近い客」を最優先する
住宅会社の営業担当者にとって、最も優先度が高いのは「既に土地を持っている契約確実な顧客」です。
土地探しから始める顧客は契約までの道のりが長いため、どうしても対応が後回しにされがちです。
「一生懸命探します」という言葉とは裏腹に、ネットで誰もが見られるような情報しか提供されないケースが後を絶ちません。
結婚相手を探すとき、いきなり理想の人に出会えましたか?
おそらく、色々な人と出会う中で「自分にとって良いパートナーとは何か」を見極める目が養われたはずです。
土地探しも全く同じです。まずは自分自身の足で不動産屋を回り、自分の目で多くの土地を見ること。
それこそが良い土地を見極める「眼」を養うための、唯一にして最善の方法なのです。
直接、仲介手数料もらうためには直接来たお客さんにだけ良い土地情報を紹介するという流れになります。
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2. 最大の逆説:「土地探し」より「住宅会社探し」を先にすべし
多くの人が「まず土地を探し、その土地に合う家を建てる会社を決める」という手順で家づくりを進めます。
しかし、このアプローチこそが最も危険です。
土地探しを先行させると、なぜリスクが高まるのでしょうか。具体的な2つのシナリオを見てみましょう。
土地が見つかった瞬間に「会社選びの罠」にはまる
ようやく理想の土地が見つかっても、建てる住宅会社が決まっていなければ、購入の申し込み(買付)や住宅ローンの審査を迅速に進めることはできません。人気物件は数日で売れてしまうため、焦りが生じます。
その結果、不動産会社が紹介する提携先の住宅会社と、十分に比較検討しないまま契約してしまう危険性があります。
残念ながらそういった会社は品質に問題があるケースも少なくありません。
土地を人質に取られ「不本意な契約」を迫られる
ある住宅会社が、あなたのために魅力的な土地を見つけてくれたとします。
その土地が喉から手が出るほど欲しかった場合、その住宅会社が自分たちの理想と合わなくても断りづらい状況が生まれます。「土地だけもらって、後はさようなら」と、果たして言えるでしょうか?
土地欲しさのあまり、家づくりで妥協せざるを得なくなるのです。
土地探しを優先した結果、理想の土地は手に入ったものの、肝心の家づくりで妥協を強いられるという本末転倒な事態を招きかねません。
土地探しを先にしてしまったことによって変な家が立ってしまうリスクが高まります。
結論:まず信頼できる住宅会社を2〜3社に絞り込み、連携しながら土地を探すこと。
これが最善策になります。実は、本当にお買い得な土地は水道の引き込み工事が必要だったり、高低差の処理が必要だったりする「ひと手間かかる土地」に眠っています。
こうした土地は人気がないためです。信頼できるパートナー会社がいれば、そうした隠れたコストを即座に見積もり他の人がためらっている間に、自信を持って購入の判断を下すことができるのです。
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3. 「掘り出し物」という幻想:完璧な土地も、安すぎる土地も狙わない
「相場より格安の掘り出し物」や「100点満点の完璧な土地」を探し求めることは、時間と労力の無駄であるだけでなく、非常に危険な行為です。
なぜなら、そうした土地は一般の消費者の元には決して届かないからです。
• 本当に条件の良い未公開物件は、情報が出回る前に不動産業者自身が買い取ってしまいます。• 一見して相場より安く見える土地には、必ず「ワケ」があります。
古い擁壁の造り直し、高額なアスベスト解体費用、あるいは「北側斜線」や「建ぺい率・容積率」といった厳しい法規制など、素人目には見えない追加費用や制約が隠されているのです。
こうした土地に手を出すと、結局は総額で高くついてしまったり、思い通りの家が建てられなかったりする「安物買いの銭失い」に陥ります。
重要なのは、100点を目指すのではなく、「どこなら妥協できるか」という優先順位を家族で明確にすることです。
例えば「土地の広さ」。広い庭に憧れるかもしれませんが、2階建てなら30坪前後でも快適な家は十分建てられますし、草むしりの手間や高額な外構費から解放されます。「方角」も同様で、北側道路の土地でも設計次第で驚くほど明るく開放的な家は実現可能です。
少し「駅からの距離」を延ばすだけで、予算内でより良い選択肢が見つかることもあります。
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4. 見落としがちな選択肢:「建築条件付き土地」を避け、「中古の家付き土地」を狙え
土地探しを始めると、多くの魅力的な土地に「建築条件付き」という札が付いていることに気づくでしょう。
しかし、ここに注意が必要です。
「建築条件付き土地」とは、その土地に家を建てる住宅会社が既に決まっている物件のことです。
つまり、あなたは建築会社を自由に選ぶことができません。
そして指定された会社の実に95%以上が、残念ながら品質よりも価格を重視するローコスト系の住宅会社であるのが実情です。
ここで発想を転換してみましょう。意外な狙い目は、「中古戸建て(古屋付き土地)」です。
多くの買い手は更地を好むため、古い家が建っている土地は見過ごちがちで、競合が少ないというメリットがあります。
さらに解体費用がかかることを見越して、売主が価格交渉に柔軟に応じてくれる可能性も高くなります。
補足情報: もし「建築条件付き」の土地で、どうしても諦めきれない物件があれば、ダメ元で交渉してみる価値はあります。長期間売れ残っている区画などであれば、追加料金を支払うことで「条件を外してもらえる」ケースも稀に存在します。
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5. 心構えがすべて:「良い土地があれば…」では一生見つからない
土地探しで最も重要なのは、テクニック以前の「マインドセット」です。
「良い土地があれば家を建てたいな」ような、受け身で漠然とした姿勢では、理想の土地に巡り会うことは一生ないでしょう。
成功する土地探しとは、「3ヶ月以内に必ず見つける」といった明確な期限を設けて取り組む、短期集中の真剣な活動です。
成功者は、まるで何かに取り憑かれたかのように行動します。
• 散歩中ですら、常に空き家や空き地を無意識に探してしまう。• 家に帰れば、スーモやホームズ、ニフティ不動産、地域の不動産会社(センチュリー21など)のサイトを隅々までチェックし、担当エリアの売り出し中物件をすべて把握するレベルまで調べ尽くす。
このくらいの熱量がなければ、競争の激しい土地探しで勝ち抜くことはできません。
さらに忘れてはならないのが、人気の工務店は契約から完成まで1年以上かかることも珍しくないという事実です。
土地探しでのんびりしている時間はないのです。
もう家が気になりすぎるぐらいですね血眼になって探す良い住宅会社を探すのと同じくらい、土地探しは大変な作業です。
成功のためには、強い意志と短期集中型の行動力が不可欠であると心得てください。
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おわりに:新しい一歩を踏み出すために
さあ、古い土地探しの教科書は捨てましょう。
専門家への「丸投げ」という他力本願をやめ、自らの足で動くことからすべては始まります。
土地より先に、家づくりの運命を共にする信頼できるパートナー(住宅会社)を見つけてください。
そして「掘り出し物」という幻想を追い求めるのではなく、敬遠がちな「古屋付き土地」に隠された可能性を見抜くのです。
何よりも大切なのは、「良い土地があれば…」という淡い期待ではなく、「必ず見つける」という期限付きの強い覚悟を持って、このプロジェクトに挑むこと。
土地探しは、やり方と考え方を少し変えるだけで成功確率が劇的に上がります。
あなたの土地探しの「常識」は、今日から変わりましたか?